(58)のどのつかえ : のどのつかえには気剤で気の流れを良くする。

Q

48歳の主婦です。最近イライラして気がふさぎ、泣きたくなったり、頭痛や吐き気がして喉がひどくつかえたりします。体質の問題だとすればこれを改善できる漢方薬を教えて下さい。

A

のどのつかえを起こす重大な病気として、食道や喉頭にできる腫瘍やポリープなどがあります。神経症や胃の不調、貧血や頸椎の異常などで喉のつかえを感じることもあります。また、更年期障害など女性特有の症状で喉の不調を感じることもあります。
漢方医学では、のどのつかえを気滞と呼び、気の滞りが原因と考えて、気剤と呼ばれる漢方を処方します。
ご質問の方は、血の道症という女性特有の症状であるので、柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ)と半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)を合わせて用いると良いでしょう。
その他の漢方薬としては、加味逍遥散(カミショウヨウサン)、柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ)、桂枝加竜骨牡蠣湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)、酸棗仁湯(サンソウニントウ)、桔梗湯(キキョウトウ)などがあります。
漢方の専門家にじっくり相談して、症状や体質に応じた漢方薬を正しく服用してください。